極薄リブ加工に挑戦しました。

通常肉厚0.2mm以下になると加工面に反対側に盛り上がりや変形が出来やすくなり、加工自体も非常に困難になります。
切削加工でどれくらい薄くしかも変形が少なく加工出来るかに挑戦しました。

加工工程、加工条件を工夫し、肉厚0.04mm(±0.005m）高さ20mm肉厚と高さの比は実に500倍です。

苦労した点は、円筒の上部の8ヶ所のリブを変形を少なく残す事でした。
加工時切削油の圧力でリブが倒れ、無くなってしまわないか心配でした。と言うのも何度かトライした時に切削油を払うためにエアーガンで切削油を払いますと、リブが内側に変形します。